ダウントン・アビー終了の翌週7月30日から始まりました、NHK「女王ヴィクトリア 愛に生きる」。
ダウントン終了を嘆きつつも、観ましたよ。
ヴィクトリア女王って晩年の大きく威厳のあるお姿しかイメージがないので、18歳という設定の若い女王って意外だったのですが、まあなんと可愛らしくてお人形のようだこと!
お衣装もとっても可愛い♡
ドラマとしてどうこうとか、時代考証とかはお得意な方に譲るとして、ワタクシはやはり発音です(笑)。
予告編を観たあと、たまたまヴィクトリア役の女優ジェナ・コールマンさんのインタビュー番組を観たのですが、役柄と素の発音の違いにちょっとビックリ!
ではまずは予告編をご覧ください。
役柄的に当然ではありますが、RP (Received Pronunciation) で話しています。
(RPにもおハイソ階級の中のバリエーションがあるのですが、彼女のRPにはロイヤルな響きはちょっとまだ無いかな。)
ではイギリスの朝番組 Good Morning Britain に登場した時の映像をどうぞ。
(朝番組のネーミングって、どこも同じなのね 笑)
RPよりもだいぶ崩した、いまどきの若者の話し方です。Tが落ちるとか、ちょっとEstuaryかな。
……と思っていましたら、ところどころに北の発音が!
最初に気がついたのは、1分10秒あたり、laughing の言い方です。
カタカナにしますと、RPや南のほうのスタンダードである「ラーフィン」ではなく、「ラッフィン」と母音が短い。
その次は2分7秒あたり、ヴィクトリア女王と夫君アルバートの音楽に対する情熱について語るくだりで、such が「サッチ」ではなく「スッチ(またはソッチ)」。
あら、この方ももしや北の方?と調べましたら、北イングランドはブラックプールのご出身でした。
当たり~♪
おまけ。その直前、ちょうど2分あたり、ベートーヴェン Beethoven を、英語人にありがちな「ベイ(t)ホーヴェン」と言ってます。
なんでも英語読みにする英語人たち、バッハ Bach を「バック」と言う人もいます。
なんだそりゃ、と思いつつも、私たち日本人が英語名を日本語読みにするのも、アチラの方々には面白く聞こえるんでしょうね。
そんなわけで、今後も楽しみにドラマを観ようと思っています。
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