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イントネーション:文の「どこ」を強く言う?

· 発音

ここでも書いたとおり、伝わりやすい英語を話すためには発音そのものだけでなくリズムとイントネーションも大事です。
イントネーションを決める「強調する部分 (stress) 」について面白い動画をご紹介します。

ちょっと古いものですが2016年、シェイクスピア没後400年を記念してロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが行なった短いスキット、いわばコント。
今年2023年はシェイクスピアの最初の戯曲が出版されて400年だそうで、先日このスキットを振り返って当時の演出家が語る動画がSNSに流れて来て、元を思い出しました。

有名なあのセリフ、
To be, or not to be, that is the question を、現役の俳優からかつて出演した大御所までいろんな人がいろんな言い方をします。

では、試しに大文字の単語を強く読んでみて下さい。

To BE, or not to be...
To be, OR not to be...
To be, or NOT to be...
To be, or not to be, THAT is the question. などなど。

意味的に強く伝えたいところを強調して言うわけですが、この一文だけでもいろんな言い方ができますよね。

大勢の俳優が入り乱れて「自分の言い方が正しい」と主張しカオスになってきたところで、まさかのチャールズ皇太子(当時)がご登場。さて、このセリフをどうおっしゃって、場を収められたのでしょうか。
オチは動画をどうぞ。

 

 

*イントネーションを含むイギリス英語発音を動画でお教えしています。こちらをご覧下さい。